日蓮寺縁起


相談・供養・祈祷・等

 


      平成3年8月3日午前8時、化身として大法主蓮長・眞法徳に【日蓮上人様】、その15分
     

     後、生皇院華教(眞法徳の妻)に【七面大明神様】が降臨したとのお告げを日蓮上人様より
     
     頂き、約1年後「仏行に専念しなさい」との御神仏のお言葉に従い、自営業を辞め、心を定
     
     め仏行に専念することとなりました。
      
      再びこの世に甦り、一人でも多くの民衆を救いたいという日蓮上人様の夢を実現する
     
     ため、日々様々な修行を重ねました。また、幽体離脱することにより【天上界】(御神仏の
     
     住んでいる世界)へと昇り、厳しい修練を重ねた結果、人々を救うための数多くの秘術秘法
     
     を与えられ、高尾山日蓮寺助体院が開山されました。
      
      その後、日蓮寺には日蓮上人様をはじめ守護する多くの御神仏が次々と降臨し鎮座なさ 
     

     れ、様々な奇跡を起こし多くの不思議現象を現わされております。当寺院を訪れる人々の悩

     みを和らげ、大難を小難へと換え、蓮華の如く人々の心が清く輝きを増し、生きていけるよ

     う化身を通じて導いて下さっております。









                     日蓮寺起原     眞法徳 妻談




     平成3年7月11日、異変は私の父親の不思議な行動から始まりました。私達夫婦は商売

    を営んでいたのですが、商売を終え自宅に戻ると父が家の窓から顔を出し、今までに見たこ
 
    とがないような笑顔で私達を出迎えてみたり、夜家族に気付かれないように家を出て知人の

    家に助けを求めてみたり、何かに怯え眠る事が出来ず変な事ばかり口走る。あまりの父親の

    異変にどう接していいのかわからず、ただ父親の話を聞いてあげる事しか出来ませんでした。

    心配になり、次の日父親を病院に連れて行き診察してもらいました。その結果、上の血圧

    が240もあり診察した医師もびっくりしていました。血圧が高いのに足取りもしっかりし

    ているし、本人は「どこも悪いところはない」と言っていましたが、医師の説明では「肝臓

    に障害がある場合、脳に圧がかかりこの様な状態になる事もあるので入院して調べてみまし

    ょう」との事でした。数日で父親の血圧は落ち着いたものの、異常な行動や変な事を話すの

    は相変わらずでした。

     そんな中、今度は私達の身の回りで不思議な現象が起こり始めました。商売で使用してい

    る移動販売車の天井から突然異臭を発するしずくが滴り落ち、その臭いを外で飼っていた犬

    がかぎつけ異常にほえる。夜になると異常な物音がして眠れず、何の音だろうと思い外を覗

    いてみると、入院しているはずの父親が病院のパジャマ姿で現れては消える。その後も次か

    ら次へと不思議な事が起き、とても仕事が出来る状態ではありませんでした。

    それで、知人にこの数日間の出来事を相談してみました。すると、その知人が言うには

    「何かサワリがあるのではないか。神様が授かった人の所に行って、聞いてみてはどうか」

    とすすめられ家族で相談した結果、神様の授かった人の所に行って聞いてみようという事に

    なり、神様に「なぜ父親がこの様な状態になったのか」を尋ねてもらいました。その神様が

    申されるには「あなた達の事をとても羨ましがっている人がいて、その人が魔を飛ばしてい

    るから、私の言う通りに供え物をし塩で清めなさい」との事でした。

     教えて頂いた通りに実行しましたが、初めての事なので不安になり、次の日再度神様が授

    かった人の所を訪ね、間違いがなかったか神様に尋ねてもらいました。その結果「これで大

    丈夫だ」と言われ、父親も少しづつ良くなってくれればいいなあと思いながら家に帰りまし

    た。すると、家に帰るなり病院から電話があり「おじいさんはどこも悪いところがないので、

    すぐに退院して下さい」との事でした。あまり急な事だったので、急いで主治医に説明を聞

    きに出向きました。医師の説明は「どこを調べても異常はないし、うちでは手に負えないの

    で退院して欲しい」との事でした。しかし、父親の異常な行動と言動は相変わらずでした。

    「精神科に入院させたほうがいいんじゃないか」との意見もありましたが、自分の親を精神科

    には入れたくないとの思いで自宅に連れて帰りました。

     ところが父が退院し家に戻って来る事で、不思議な事がますます強く起こり始めました。

    自分の身に変化が起こったのです。自分の意思とは関係なく、突然声高らかにお経を唱え、

    近所の家の周りや神社の周りを塩で清めたり、墓に行って掃除をしたり、また自分の家の前

    で踊った事もない踊りをお経を唱えながら踊り、踊り終わると突然雨が滝のように降り出し、

    家の前の道路に座り込み、塩で清められた体を雨で洗い流し、洗い流し終えると雨がピタリ

    と止み風が吹いてくる。曇り空一面に魔除けの鏡が現れ、その鏡の中に私の名付け親のおば

    あさんの顔がはっきりと現れたのです。そしてふと自宅の二階の窓を見ると、誰もいない部

    屋のカーテンがゆらゆらと揺れ、私に「もういいよ、家に入れ」と伝えているように感じま

    した。自分の行った行為、言った事は全てわかっていますが自分の意思ではありませんでし

    た。そんな私の異常な行動を見て、主人もびっくりしてしまい「またそんな行動をするなら

    ばここにはいられない。実家に帰る」と言い出す。そんな主人に向かって「ああ帰れ。おれを

    殺して帰れ」と言い返していました。

     自分でもなぜこんな行動をするのかわからず、このような状態だったため足を運ぶ事が出

    来なかったので、神様が授かった人に電話で相談してみる事にしました。すると、その神様

    が申されるには「あなたに神が授かるためだから、主人の見えるものに対し立ち向かって行

    け」との事でした。初めての経験で、主人の見えるものに対して立ち向かっていくとはどう

    いう事なのか。何をどうしていいのかわかりませんでしたが、自分でも自分の行動を止める

    事が出来ず、動かされるままに無我夢中で立ち向かっていきました。食事もまともに取れず、

    缶コーヒーと煙草だけで、睡眠も取れない。大声でお経を唱え過ぎたせいか、声はつぶれ喉

    が痛くなる。

     そんな日々がしばらく続き、自分の行動が落ち着き始めると、今度は主人の身に異変が起

    こり出したのです。突然イタコ状態になり、何人もの霊体が主人の身に乗り移り、色んな事

    を教えてくれたりと不思議な現象が続きました。8月の中頃になると、父親はまだ少し何か

    に怯えた状態でしたが、自分も主人も落ち着きを取り戻しました。

     8月16日、神様の授かった人の所へ、電話で色々相談に乗って頂いていたのでお礼参り

    に出かけました。いつものようにお経を唱え、神様をおろしてくれました。その神様が発し

    た言葉は「よくやった」ただその一言でした。そう言われても自分としては納得出来ず、自

    分の心にあるこの数日間の出来事を、次から次へと1時間以上も一人で話し続けました。そ

    れでもその神様は私の話す事を黙ってうんうんと聞き、「よくやった、よくやった」と答え

    るだけでした。話し終えると気持ちがとても落ち着きすっきりし、同時に自分に与えられた

    道を貫いて行こうと強く思いました。

     体が疲れていたのでしばらく休養し、8月の末から商売を再開し、商売と修行の日々が始

    まりました。そんなある日、私には七面大明神様が、主人には日蓮上人様が授かったとの啓

    示(お告げ)を頂きました。しかし、あまりにも偉大な御神仏だけに、その時は私達もとても

    驚き、そして葛藤しました。けれども、事実は事実です。正直にその事実を話せば、「そん

    な事があるわけがない、日蓮が蘇ってくるわけがない、修行を重ねている僧であればわかる

    が、一般の人間になんか授かるわけがない」などと言われ、とても悔しい思いもしました。

    そんな時には、その都度日蓮様から「そなたの道は化身じゃ。決して人に負けるでない」と

    励ましのお言葉を頂きました。また、御神仏が私達夫婦に授かるまでの様子を見ていた近所

    の方々からは「授けて欲しいと願っても、またお金を山ほど積んでも授かるものではない。

    色んな事を言う人はいると思うが、頑張れ」と励まされました。御神仏をはじめ、色々な方

    々からの励ましのおかげで、修行を積み重ねていく事ができました。

     御神仏の力は偉大で、霊体のサワリがある家があればその霊体と直接会話し成仏させる。

    また、神のサワリがあればその神様と会話し許しを得る。主人に日蓮様がかぶさると、声は

    主人だが口調は日蓮様に。経本も見ないでペラペラとお経を口走り、強弱のある素晴らしい

    口調でお経を唱え、説得力のある話し方で霊体と会話するのです。サワリを解いている時に

    は、ラップ音が鳴り響いてみたり、また、ローソクの炎が異常な燃え方をし、黒煙をはく等

    不思議な現象を起こしました。体の悩みで相談に訪れた方には、修行を重ね頂いた術で治療

    を施し、その結果奇跡としか言いようのない結果が現れました。

     口伝えで聞きつけ訪れてくる人も多くなり、商売と修行の両立の日々から一年後、日蓮様

    から「仏行に尽くしなさい」との啓示が下り、商売を辞め仏行に専念する事にしました。そ

    の後は日蓮様の啓示に従い修行を重ね、日蓮様をはじめとする御神仏の皆様から数多くの力

    を頂くとともに、自動書記による曼荼羅等、また御神仏のお姿身、そして日蓮様が生きてい

    る時には明かす事の出来なかったというお経等、数多くの秘術・秘法を頂き修行を重ね現在

    に至っております。「再び蘇り、一人でも多くの人々を救ってあげたい」との思いを残しこ

    の世を去った日蓮様が、亡くなった後も天上界で様々な修行を重ね、自分の化身を定め蘇っ

    てこられたのです。
 
     日蓮様が蘇った証として日蓮寺の門柱に、またお堂の壁にと不思議な現象を現わしていま

    す。来院された方々は、あまりの不思議な現象にとても驚かれております。日蓮様の啓示に

    よりますと、今後も日蓮様をはじめ御神仏が蘇った証として不思議な現象を現わし続けると

    の事です。信じがたいことかもしれませんが、事実は事実です。「日蓮寺は永遠なり、わし

    の夢を叶えるのじゃ」との啓示のもと日々修行を重ね、日蓮様や御神仏の皆様の夢や願いを

    全うする為、皆で力を合わせて頑張っております。何かでお悩みの方は是非一度、日蓮様を

    はじめとする御神仏の皆様にお目通りをして頂ければと思います。尚、この高尾山日蓮寺助

    体院の名前は平成4年9月25日午前9時20分に日蓮様から啓示によって頂いたものです。

    日蓮寺の本堂をはじめとする建物の大きさ、仏像の配置・寸法など、また日蓮寺の歩みは全

    て日蓮様をはじめ御神仏の皆様の啓示のもとに実施しています