毎年一回行ってきた「人間ドッグ」も今年で二十八回目を終え、医師からの結果

　　　　　説明を受けました。それによると、甲状腺の精密検査を受けるように進められ、主

　　　　　治医がいなかったので紹介状を書いて頂き、東京医科歯科大学附属病院で約二ヶ月

　　　　　間、血液、ＣＴ、ＭＲＩ、レントゲン、エコー、病理、心電図等の検査を行いまし

　　　　　た。その結果医師は、数多くある写真の中から二枚だけを取り出して、甲状腺の側

　　　　　に腫瘍があるから手術して除去したほうが良いと言いました。腫瘍は「癌」という

　　　　　一般的な概念があるので、医師の説明を聞くよりも私の頭の中は真っ白になり、一

　　　　　年後、三年後、五年後はどうなているのだろうと先々のことだけを考えていまし

　　　　　た。帰り道、本屋に寄り、片っ端から甲状腺に関わる医学書を立ち読みしました。

　　　　　しかし心が休まる本には出会うことはありませんでした。

　　　　　　医師との話の内容を兄に言ったところ、日蓮寺の蓮長様を紹介する旨を言われ、

　　　　　会社の夏休みを利用して帰省した時に診ていただく事が出来ました。その時蓮長様

　　　　　は、私の全身を診た後、首のあたりを二〜三分診て、「絶対に手術をするな、大丈

　　　　　夫だから任せてくれ」と非常に心強いお言葉をおっしゃって下さいました。年一回

　　　　　帰省した時に診て頂いておりますが、あれから四年半過ぎましたが、医者には一度

　　　　　も行ってません。今も元気で生活しております。もし蓮長様にお会いしていなかっ

　　　　　たらどうなっていたか分かりません。本当に有難うございました。この真実を多く

　　　　　の人々に言い伝えて行きたいと思います。